劣等感を克服する4つのコツ

あなたは劣等感を持ったとき、どのように解消しますか?今回は劣等感を克服するためのいくつかのコツをお伝えします。あなたにぴったりの方法を見つけてください。



①目標を持つのはOK 逃げるのはNG
劣等感がある時は、積極的に行動をした方が自信を高めるめ、劣等感を軽減する事につながります。

劣等感は、さまざまな種類があるため、全てにおいて行動するのが良いというわけではありません。また、体調が悪くつらいときは休息を取ることも大切です。しかし、ある程度の挑戦意欲があるときは、多少の失敗はOK!と言う精神を持って行動していくことがよいでしょう。

そして、行動するときには「目標を遂行したい」と前向きに考えましょう「ミスをしてはいけない」と消極的に考えていると、行動や結果に対して劣等感が強くなります。気持ちの持ち方で結果に対しての感じ方も変わってくるので、逃げずに目標を持って行動しましょう。



② 他者と比べないことが劣等感を克服する王道
これまでのコラムでもお分かりいただけると思いますが、まず「自分は自分」と考える心は、劣等感を克服する上で大切です。

私はよく講義で、おいしいカレーの条件はなんですか?と質問をします。「ほかほかのご飯とスパイスの効いたルー」「柔らかいお肉とゴロッとしたジャガイモ」「福神漬けなんかがあると最高ですよね」などの答えがでてきます。カレーは様々な具材が煮込まれて、旨みがでています。また、ご飯や福神漬けもカレーをより美味しく食べるために用意したいものです。もし、カレーにじゃがいもや肉が入ってなかったら、どこかさびしい味になってしまいます。そして、具が肉だけだったら油っこくなってしまいます。

カレーと同じように人間関係も様々な個性で豊かになっていることです。よく話す人、大人しい人、色白の人、色黒の人など、様々な人がいるからこそ社会は面白いといえるのです。

もちろん、他者との比較はある程度は大切ですが、それ以上に自分の個性を大事にしていただきたいのです。ジャガイモとお肉に優劣はありません。いいジャガイモ、いいお肉になる、ほっかほっかのお米になる!そういった努力はOKですが、他人の個性と自分の個性を比べて劣っていると感じることは避けるようにしましょう。



③劣等感は適度な開示で軽くしよう
劣等感は、隠したいと思っている人が多いのではないでしょうか。しかし、隠そうと思う気持ちは、劣等感を強めてしまうこともあるため注意が必要です。

例えば、私は昔大学に劣等感を持っていました。この気持ちをだれにも言う事ができず、自分の中で悩みが大きくなってしまいました。大学入学当初は、大学名を出すのにも躊躇し、なるべく大学の話題にならないよう神経を使っていました。そのため、他大学の人との交流はとても疲れるものになっていました。しまいには、中途半端な学歴だから自分は劣っている!だから、女性にももてないし周りから低くみられる…。と自分の中で解釈を拡大してしまい、ついには新しい出会いがある場所に、行かないようになってしまいました。

しかし、時間が経つにつれ「大学名を伝えて離れる人がいても仕方が無い」と思えるようになり、徐々に他大学の人と交流をもつようになりました。すると、大学名を伝えても自分が思っていたより周囲が無反応で、自分のこだわりに意味が無いように思え大学名をさらっと言えるようになりました。

劣等感は、自分にとって大きなものでも他人からすれば些細なこと、というのは多々あります。そのため、自分がこだわっている事でも、誰かに話して客観的な意見をもらうことで、劣等感は小さくなることが多いのです。心理学的にも、自己開示をすることで劣等感が軽くなることが分かっています。心理療法の一つである森田療法では、自分の悩みにこだわりすぎると余計にその悩みが深くなることも知られています。劣等感をもったら、まずは信頼できる人に話してみると、いいかもしれません。



④良い意味であきらめることも時には必要
劣等感の改善に「開き直る」ことも効果があります。「開き直る」というのは、いい意味であきらめるということです。自分なりに努力をすることはもちろん大切ですが「努力しても改善できないこと」については、いい意味であきらめる強さも大切です。

例えば、腹筋が割れていない、服装がダサい、体重がある、収入が低い・・・これらは努力をすれば、改善できる可能性があります。しかし、出生、身長、過去の出来事、記憶力、顔のつくりなどは、改善できる幅に限界がある事については、受け入れる勇気も必要です。もっと美人に生まれていたら・・・もっと家柄がよかったら・・・と感じる気持ちはあるかもしれません。しかし、こだわりすぎて自分を苦しめるよりも、前向きに受け入れて「自分の人生」を歩んでいく勇気も必要です。

後のコラムでもご説明しますが、劣等感は自分の人生を豊かにすることもあります。もし劣等感が自分の人生に役立っているなら、大いに悩んで良いと思います。しかし、悩みが本当の意味で自分の人生を豊かにしていないなら、その劣等感を前向きに受け入れる強さを持ってみましょう!



次のコラム
「劣等感は心の燃料」



参考サイト:「コミュニケーション能力知恵袋(劣等感コラム)」